私の病歴②

そもそも甲状腺機能亢進症がなにかも知らなかった。

ホルモンも病気というのも人から聞いた。

ホルモンの病気と聞いて不安になったのは、私は副腎が大きくて経過観察になっている。

副腎はホルモンをつくるところだよね。

あとで知ったけど、甲状腺と副腎に関係はないって。よかった。

なぜ副腎が経過観察かというと、私は子宮頸がんを患った。

2012年に市の検診で見つかった。

病期は1b1期。治療は放射線と同時化学療法。2か月入院した。

肥満、喫煙、高血圧の三重苦で手術の適応がなかった。

腔内照射があり得ない痛みを伴ったが、無事に治療は終わった。

でも、翌年には副作用で腹膜炎をおこした。

これは放射線があたった大腸に影響がでたそうで、すぐは発現しなくて何年後かに出てくる。お蔭さまで、大腸が狭窄していて治らない。一生、流動食になるらしい…

もしくは手術。でも放射線をあびた腸は悪いところだけ取り除くことができないらしい。(細胞が死んでいるからくっつかないんだって)他の病院にセカンドオピニオンにも行った。悪いところをとる手術してもいいけど、くっつかない可能性があるから3か月くらいは入院して様子みて、だめだったら再手術とか言われた。

手術というのは人工肛門造設術のこと。

これは断固拒否した。

(オストメイトの方、ごめんなさい。選択肢があるなら、避けたかったの)

一生流動食でも点滴だけでもいいって。

そうしたら、エンシュアとうい、これだけで生きていけるとうい栄養ドリンクをケースで貰い退院した。

現在は、焼肉でもトンカツでもなんでも食べるまで回復している。

狭窄は変わらないので、定期的な受診はしている。

まだまだ腹膜炎を起こす可能性はあるし、手術する可能性もあるの。

子宮頸がんの定期的な受診で、医師から副腎が少し大きい。このまま大きくなるなら副腎腫瘍の可能性もある、というので気になっていた。

でも、指摘されてから1年半、大きさは変わらないようなので、ちょっと安心している。

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